フコイダンの効果と効能。腸内環境の改善や抵抗力や免疫力の向上など

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fucoidan

近年、昆布やモズクなど藻類に含まれるヌメリ成分であるフコイダンが持つ健康効果・効能にとても大きな注目が集まっています。

フコイダンは、藻類の中でも褐色をしているのが特徴の褐藻類の特有の成分です。

日本でも古くから、海藻類の薬効については知られており、平安時代に書かれ日本現存最古の薬物辞典である「本草和名」には「コンブは13種の水腫を治し、焼くと梅干しと同じ効能があり、口、舌、歯牙の病を治す」など、コンブが腫瘍を治すといったの記述が確認されています。

近年、改めて「フコイダン」が注目されています。それは「フコイダン」の乾燥や細菌から自らを守るバリア機能と、自らの傷ついた部分を修復する機能を確認したことによるもので、これが人の健康における抵抗力や免疫力をサポートすることが分かったからです。

「フコイダン」の機能は大学との共同研究を経てここ10年でさら深まり近年では、がん予防として期待されている、抗腫瘍作用(腫瘍の増殖を抑制)やアポトーシス機能(自立的な細胞死)が確認されています。

臨床試験

「フコイダン」の健康作用は臨床試験や、学会発表で度々報告されており「腸内環境改善作用」「アレルギー緩和作用」「抗ガン作用」「コレステロール低下作用」「血圧低下作用」「抗ウイルス作用」など、さまざまな生理機能が解明されつつありますが科学的・臨床的なデータはまだまだ不足しています。

フコイダンサプリメントの効果的な取り方

「フコイダンサプリメント」はドラッグストアでも取り扱いがありますが、1ヶ月分で1万円以上するなど高価のものも多いのが現状です。これは原料であるモズク、カゴメ昆布、イギス昆布が高価であることに由来しています。

またアメリカからの輸入サプリメントなども多く出回っていますが、中身はただの澱粉や何かの食品の粉末だったりと粗悪品も多いので製造元を注意して購入するようにしましょう。

液体状のフコイダンに比べ、粉末状のフコイダンは高度な設備や抽出技術が必要なため、国内でその技術を持っているのは製薬会社やタカラバイオなど数社しかありません。

そんなフコイダンはモズク酢や、メカブといった食品からも手軽に摂取できます。しかしフコイダンは食物繊維の一種のため、摂り過ぎるとお腹を壊してしまうこともあるので注意しましょう。

フコイダンの科学的データ

ガゴメ昆布「フコイダン」摂取による免疫力の向上

タカラバイオでは、金沢大学大学院との共同研究でヒト試験を行いました。60~86歳の高年齢者18名(男性7名、女性11名、平均年齢69.4歳)にガゴメ昆布「フコイダン」(1日当たり50mg)と、乳酸菌を配合した食品を8週間摂取してもらい、摂取前と摂取4週後、摂取8週後に免疫機能への効果を評価した。

ガゴメ昆布「フコイダン」配合食品によるアレルギーの改善作用

アレルギーの指標である血中IgE抗体の濃度が、ガゴメ昆布「フコイダン」の長期摂取により減少しました。このことから「フコイダン」配合食品の摂取によりアレルギー改善作用が確認できた。

コレステロール低減作用

実験動物としてWister/STラットを用いた。それぞれの群に1ヶ月間「普通の餌」と「フコイダンミックスを混合した餌」を与えた。その後、体重、脂肪組織重量、血清コレステロール
含量、血清中性脂肪含量を比較したところ、フコイダンを混合した餌を与えたラットの方が有意に体重減少が見られた。

フコイダンの副作用と安全性

フコイダンは食品として位置されていますから「1日どのくらいを摂取する」ということが正確に決められているわけではありません。ただし、フコイダンは水溶性の食物繊維であるため、過度に摂取した場合、一時的に便が柔らかくなったり腹痛を起こしたりする可能性があります。

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