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大豆イソフラボン 女性ホルモン様物質更年期障害を緩和する

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大豆イソフラボンについて

大豆イソフラボンとは、主に大豆の胚芽にに含まれるフラボノイドの一種で、ダイゼイン,ゲニステイン,グリシテインなどの総称です。大豆はアジア地域で歴史的に非常に長い間食されてきました。そのため食品やサプリメントから適量摂取している分には大変安全性が高い成分です。

大豆イソフラボンの働きには、更年期障害の緩和,骨粗鬆症の予防,循環器系疾患の予防(心筋梗塞など),美肌効果などが期待されます。
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大豆イソフラボンの科学的データ

第35回日本成人病学会記録 2001:637
更年期障害の自覚症状を有する48〜56歳の14人の女性を対象にした一重盲検比較試験。大豆イソフラボンアグリコンとして12mg/日を3ヶ月間投与した結果、ほてりなどを含む更年期スコアが有意に減少した。

福井寛氏他、第51回日本栄養食糧学会大会1997:172
閉経期の女性40人を対照に大豆イソフラボン配糖体として50mg/日を10週間投与した結果。投与群では摂取前と比較して3週間後に、尿中イソフラボンの有意な増加が認められ、摂取10週間後には非摂取群と比較して骨吸収マーカーであるデオキシピリジノリンの有意な減少が確認された。

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大豆イソフラボンの安全性

大豆イソフラボンは歴史的にも長い時間食されてきています。常識的な範囲で食品,サプリメントから摂取する分には充分な安全性があります。サプリメントなどから大豆イソフラボンのみを過剰摂取した場合、女性ホルモンのバランスが崩れる可能性が指摘されています。サプリメントからは1日30mgまでが望ましいとしています。また妊婦,15歳未満の小児については、日常的な食生活に上乗せして摂取することは推奨できません。

大豆イソフラボンの有効成分と働き

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに科学的構造がよく似ています。そのためイソフラボンはエストロゲンの受容体に結合し、女性ホルモンに似た働きをします。ただし、作用は1/1,000以下と大変弱いものです。

更年期障害のように、エストロゲンが不足状態になると、大豆イソフラボンが補助的に作用し更年期による症状を和らげるよう働きます。

尿中のイソフラボン量と骨密度を調べた研究によると、骨密度が低くなるにつれ尿中のイソフラボン濃度が低くなるという相関関係が証明されました。尿中のイソフラボン濃度は、大豆の摂取量に比例します。このことから大豆イソフラボンには骨を強くし、骨粗鬆症の予防する働きがあります。

さらに、女性ホルモンには血管系の病気を予防、悪玉コレステロールを減らし、血液を流れやすくし血圧を下げる働きがあるため、エストロゲン様物質の大豆イソフラボンを摂取することで、同様の効果が期待できます。

大豆イソフラボンの効果的な摂取方法

食品安全委員会がにまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70-75mgとし、そのうち、サプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。

食品から大豆イソフラボンを摂取する場合は、食べ過ぎない程度に摂っていればまったく問題ありません。食品からイソフラボン50mg摂取するためには、豆腐なら半丁,納豆1パック,きなこ20gほどです。不足する場合はサプリメントなどで補うのも一つ方法です。サプリメントで補う場合は、摂りすぎには注意してください。

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