黒酢の効果と効能 新陳代謝アップで血流改善・冷え性改善・肥満予防

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kurozu

黒酢は19世紀はじめに、鹿児島県霧島市福山町で生産が始まり、様々な健康効果が期待できる健康食品素材として市場に広がりました。

坂元醸造坂元会長が鹿児島で薬局を開業し、近所の国立鹿児島病院の入院患者へ服用を依頼した結果、五十肩、慢性肝炎などに有効であったと報告を受けたといいます。

黒酢を作る壺の中では乳酸菌や酵母、酢酸菌などの微生物が働いていて、最終的に様々な機能性物質を作るため、黒酢には豊富な栄養素が含まれています。

美肌熟成によって生まれた黒酢には、必須アミノ酸、酢酸、ビタミンB群、ミネラルなどが含まれています。豊富な栄養素が、毎日のコンディションを整え、活力のある毎日をサポートします。また、血液の循環、各細胞の活動をサポートするため、美肌、ダイエット、冷え症改善、便秘解消等、女性にうれしい効果も期待されています。

参考:冷え性の改善に役立つサプリメントやケア方法

黒酢に含まれる必須アミノ酸を摂ることで、新陳代謝が活発になります。黒酢を摂り入れることと合わせて、ウォーキングや体操など有酸素運動を行うと、より大きな脂肪燃焼効果が期待できます。

また、血液サラサラ効果も期待でき、血液循環が良くなって体をポカポカさせてくれる働きもあります。腸の活動も活発になり、毎日のスッキリした生活にも期待ができます。食事の際、梅干しや酢の物などすっぱいものが一品あるとよいといわれているのは、炭水化物摂取による血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きがあるといわれているからですが、黒酢にも同様の効果が期待できます。

そして、体内で新陳代謝をサポートする結果、肌色をよくする、くすみ解消、肌荒れ解消、吹き出もの予防、肌を若々しく保つといったアンチエイジング効果が期待できるのです。

WHO(World Health Organization)は、下記の通り必須アミノ酸摂取推奨量(体重1㎏あたり)を定めています。

必須アミノ酸摂取推奨量(WHO)

イソロイシン 20㎎
ロイシン 39㎎
リジン 30㎎
メチオニン 10.4mg
システイン 4.1mg
フェニルアラニン+チロシン 25mg
バリン 26mg
トレオニン 15mg
トリプトファン 4mg
ヒスチジン 10mg

黒酢には、必須アミノ酸が豊富に含まれています。必須アミノ酸が不足すると体調不良や病気の原因になりますので、特に食生活のバランスの悪いの方は、生活の中に黒酢サプリメントを摂り入れることを検討してみてもよいかもしれません。

黒酢の効果的な取り方とサプリメント

黒酢サプリメントの中でも「黒酢もろみ」が使用されているものを選んでください。「黒酢もろみ」は壺底にわずかに貯まる、アミノ酸量が豊富な稀少な成分です。黒酢最大の力を手にするには、「黒酢もろみ」が使用されている製品がオススメです。

品質にも注目しましょう。産地が明確か、GMP工場で生産されているかなどを確認の上、商品を選んでください。黒酢以外に、にんにくや高麗人参など+αの成分が含まれている商品も増えてきていますので、目的に応じて選ぶのがよいでしょう。

黒酢サプリメント摂取量

各サプリメントが定めた用法・摂取量に従いましょう。酢で摂る場合は、20~30mlが目安で、水で薄めたり、料理にするなど、胃になるべく負担をかけないよう注意しましょう。

黒酢の有効成分

黒酢の有効成分は、アミノ酸、有機酸、ミネラル、ビタミンです。人間に必要なアミノ酸を豊富に摂取することができます。必須アミノ酸はタンパク質の材料となり体を構築します。また、非必須アミノ酸も様々な働きがあります。たとえばグリシンは睡眠の質を高める効果が期待されます。非必須アミノ酸は、本来体内で生産可能なアミノ酸ですが、加齢と共にその生産能力は衰えてゆきます。

黒酢の中には酢酸やクエン酸などの有機酸が含有されており、有害な菌類の増殖を防いでくれます。酢酸には、食欲増進効果、カルシウム吸収率アップ、疲労回復効果があります。ミネラルは、具体的には鉄分カルシウムマグネシウム亜鉛、マンガンなどです。体の構成成分や生理機能の調節しています。エネルギーの供給、老廃物の代謝に働くビタミンB1、B2も含んでいます。

黒酢の科学的データ


高血圧自然発症ラットにおける黒酢エキスの抗高血圧作用


Nippon Shokuhin Kagaku Kaishi VOL.48 No.1 73-75(2001)
高血圧が自然に発症するようにしたラットに対してコントロール群と黒酢摂取群に分け、血圧を測定しました。その結果、黒酢摂取群は投与量の比例して血圧の低下が確認されました。




黒酢の人に対する抗酸化作用


日本黒酢研究会 第三回研究会発表要旨 より
中高年女性10名に黒酢50mlを60日間摂取してもらい、摂取前、摂取1か月後、摂取2か月後の採決検査を行いました。その結果、酸化ストレスの減少と全血細孔通過時間の有意な現象が示されました。




黒酢による認知機能低下予防作用


日本黒酢研究会 第一回研究会発表要旨 より
黒酢もしくは黒酢もろみ末の接触により老化促進マウスの認知機能低下が抑制されました。アルツハイマー病に関わる脳内アミロイドの蓄積抑制によりこの効果が表れている可能性が考えられます。




生活習慣病の危険因子に対する黒酢の影響


昭和大学富士吉田教育部紀要 3巻 25-31.
男性20名女性19名に対して黒酢0.5ml/kgを6か月間摂取させ、1か月に1回の血液・尿検査を行いました。その結果、中性脂肪値、血糖値、尿酸値、γGTPが減少傾向を示しました。




生活習慣病の危険因子に対する黒酢の影響


昭和大学富士吉田教育部紀要 3巻 25-31.
血中中性脂肪値が152-443mg/dl(現在の基準値は150mg/dlです)を超える男性12名に対して黒酢を2か月間摂取したところ、中性脂肪値が減少し、HDL(善玉)コレステロールの増加傾向が確認されました。


黒酢の副作用と安全性

酸によって歯がダメージを受け「酸蝕歯(さんしょくし)」という状態になり、虫歯リスクが高まったり、冷たいものがしみたりする可能性があります。胃腸の弱い方は、腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。サプリメントで決められた用法に従って安全に摂取しましょう。

【監修者】大見 貴秀医師

大見貴秀医師帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医、サプリメントアドバイザー。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。

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