美肌になるには?スキンケアの3つのポイントと、美肌を保つ8つの習慣!トラブル別、年代別ケアの方法

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美肌いくつになってもハリとツヤのあるきれいな肌でありたいもの。

しかし現実問題として、加齢に従い肌の調子は低下していってしまいます。

もちろん加齢による肌の老化はどんな人にも現れることなので、逆らうことはできません。

しかし若いうちからスキンケアに気を配ることで、肌のアンチエイジングをすることが可能です。

なるべくお金をかけずに、日常生活の中で実践しやすい美肌法を紹介します。

美肌になるには?女医や美肌マニアが続けているスキンケア3つのポイント

キレイな肌を保つための条件は以下の3つです。
  • 肌がしっかりと保湿されていること
  • 肌のターンオーバーが活発であること
  • 皮膚繊維芽細胞(ひふせんいがさいぼう)がきちんと働いていること

それぞれの理由を見ていきましょう。

【1】肌の保湿

肌の保湿まず肌がしっかり保湿されていること、これは肌のハリやツヤに関わります。

皮膚が十分に保湿されているとシワを防ぎ、若々しい肌に見せてくれる効果があります。

同時に肌の保湿が十分だと、肌のバリア機能も上がり、シミやくすみの原因となる肌刺激からも守ってくれます。

【2】肌のターンオーバー

肌のターンオーバー次に肌のターンオーバーが活発であること、これはシミやくすみの原因となり「メラニン色素」の排出を促してくれます。

ターンオーバーとは新陳代謝のことを指します。

古い角質を新しいものに生まれ変わらせるために必要です。

いくらシワがなくハリツヤのある肌でもシミやくすみがあると、一気に老け込んだ印象を与えてしまいます。

これが正常であれば古い角質もメラニン色素とともに排出してくれるため、肌のターンオーバーを活発にすることが重要です。

【3】皮膚線維芽細胞の働き

シワやたるみ最後に皮膚繊維芽細胞がきちんと働いていること、これは肌のハリを維持することに重要です。

皮膚線維芽細胞は表皮の奥の真皮という部分に存在する細胞です。

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンと言った肌の土台部分になる成分を合成しますが、加齢とともにその合成力は衰えていきます。

そうなるとシワやたるみが増え、老け込んだ印象になってしまいます。

ですので、この細胞の活発な働きを保つことも美肌にとっては欠かせません。

これらの条件を満たすためには、次のようなスキンケアの習慣をつけてください。

美肌のハリを維持するための習慣8つ

  • 1:入浴後、洗顔後はすぐに保湿ケアを行う
  • 2:空気が乾燥する時期(11月くらいから3月くらいまで)は加湿器を利用する
  • 3:肌をゴシゴシと洗わない
  • 4:十分な睡眠時間を確保する
  • 5:ストレス・疲労を溜めない
  • 6:腸内環境を改善する
  • 7:皮膚線維芽細胞の働きを活発にする成分が含まれたスキンケアアイテムを使用する
  • 8:食事に気を付ける

1、2、3、肌の保湿の習慣

化粧水1,2,3は主に肌の保湿に関わっている習慣です。

まず、入浴後や洗顔後は肌から皮脂が失われていて、水分が非常に蒸発しやすいタイミングです。

できるだけ早めに化粧水や乳液、美容クリームなどで保湿ケアを行うようにしましょう。

その際は保湿作用の高い、ヒト型セラミドやヒアルロン酸、ナノ化コラーゲンなどが含まれているものを選ぶようにしましょう。

冬季などの空気の乾燥する時期に加湿器を使うのも重要です。湿度は60%を下回らないように、湿度計などを常備しておくと便利かもしれません。

冬季は気を付けていないとすぐに水分が肌から失われ、カサカサになってしまいます。

また入浴時や洗顔時に肌をゴシゴシ洗わないことも重要です。

肌をゴシゴシと洗ってしまうと、皮脂が過剰に除去され、乾燥の原因となります。

シミやくすみの原因となるメラニン色素の生成も誘発してしまうので、よく泡立てたボディソープや石鹸でやさしく洗うようにしましょう。

4、5、6、肌のターンオーバーを維持する習慣

睡眠4,5,6は主に肌のターンオーバーの維持に関わっています。

肌がターンオーバーする際には成長ホルモンが必要です。

成長ホルモンは、就寝中に活発に分泌されるため、睡眠不足は肌の大敵です。

成長ホルモンは、夜の22時から2時までの間に最も分泌されていると言われているので、その時間帯には眠っているようにしましょう。

適切な睡眠時間は人によって異なりますが、最低でも6時間は眠るようにしましょう。

ストレスや疲労は自律神経のうちの交感神経を活発に刺激してしまいます。

交感神経は運動や仕事、勉強などの活動に関わる神経で、血圧を上げたり心身を緊張状態にしたりする働きがあります。

もちろん交感神経は人間が活動するうえで必要になる神経ですが、疲労やストレスによってこれが常に優位になってしまうと、十分に休息を取ることができなくなります。

体の末端部(手足など)への血流量も減少するため、肌の新陳代謝に必要な酸素や栄養素が十分に供給されなくなるというデメリットもあります。

疲労とストレスは溜まりすぎる前に、睡眠やスポーツ、趣味などを意識的にとりいれてこまめに解消するようにしましょう。

7、皮膚繊維芽細胞を活性化する習慣

美容7は皮膚繊維芽細胞の活性化に関わります。

皮膚線維芽細胞の働きが弱まると、肌の土台部分を支えられなくなり、シワやたるみの原因となります。

スキンケアアイテムを選ぶ際は、皮膚線維芽細胞の働きを活性化させる成分が含まれるものを選んでみるとよいでしょう。

皮膚繊維芽細胞を活性化させる成分には、ビタミンC誘導体やレチノール(ビタミンA)、プラセンタなどがあります。

これらの含まれたスキンケアアイテムでセルフケアを行うこともできますし、美容クリニックでピーリングなどを行うこともできます。

8、食習慣はすべての基本

8の食事は肌の保湿、ターンオーバー、皮膚線維芽細胞の活性化、3つすべてに大きく関わります。

次の項目で詳しく説明します。

美肌になる方法 食べ物・飲み物・サプリメント編

食事「体の中から美しく」、という言葉があるようにきれいな肌を保つためには食事がとても重要です。

どのような食べ物に美肌効果があるのでしょうか?効果的で摂り入れやすいものを紹介します。

納豆を積極的に食べる

納豆

納豆は独特のニオイとネバネバが特徴で、好き嫌いが分かれる食品の一つですが、肌によい成分の宝庫です。納豆には
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • 葉酸

といったビタミンB群が豊富に含まれています。

ビタミンB群は細菌の働きによって生産されるため、発酵食品である納豆には、豆乳など、ほかの大豆加工食品より多く含まれています。

ビタミンB2の働き

ビタミンB2は肌がターンオーバーするときに必要になるビタミンです。

不足すると皮膚炎が発生しやすくなり、またメラニン色素が沈着しやすくなります。

ビタミンB6の働き

ビタミンB6はタンパク質や脂質の代謝をサポートする働きがあるビタミンです。

ニキビなどの炎症を抑える働きがあり、過剰な皮脂の分泌も抑制してくれます。

またビタミンB6は女性特有のPMS(月経前症候群)のイライラや不安感を軽減する働きもあります。

葉酸の働き

葉酸もタンパク質の代謝に関わるビタミンです。肌荒れを予防・治療して、肌や髪のハリツヤを保つ働きがあります。

また妊娠初期に必要になることも特徴です。

イソフラボンの働き

大豆そして納豆は大豆から作られますので、「イソフラボン」という女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれています。

ストレスが溜まると女性ホルモンのバランスが乱れ、肌荒れやニキビ、シミ、くすみの原因となります。

イソフラボンは乱れた女性ホルモンのバランスを整えてくれるので、肌トラブルだけではなく女性の全身の健康に役立ちます。

納豆は好き嫌いがあるため、苦手な人は食べられないかもしれません。

加熱するとニオイやネバネバが少なくなるので、オムレツなどに入れるとよいですが、苦手な場合は豆腐や豆乳などほかの大豆加工食品でもOKです。

ハイビスカスティー

ハイビスカス真っ赤な色とさわやかな酸味が特徴のハイビスカスティーは、肌に良い成分が豊富に含まれています。

アントシアニンの働き
ハイビスカスに特徴的な真っ赤な色は「アントシアニン」というポリフェノールの一種によるものです。

アントシアニンは高い抗酸化力を持つため、体内で活性酸素を無毒化してくれる効果があります。

活性酸素は肌の細胞を攻撃して、シミやくすみ、シワの原因となる、美肌の大敵です。

きれいな肌を保つためには、アントシアニンのように抗酸化作用のある成分を補給し、活性酸素の害を少なくすることが重要です。

有機酸の働き
また、ハイビスカスのさわやかな酸味は「クエン酸」「リンゴ酸」などの有機酸によるものです。

クエン酸はエネルギーの代謝を活性化させ、肌のターンオーバーを整える働きがあります。

肌荒れを改善する効果のほか、日常的に飲むことで、肌の調子を全体的に改善する働きも期待できます。

またこれらの有機酸はむくみを防ぐ働きもあります。

ハイビスカスティーはノンカフェインのため、就寝前や妊娠・授乳中などタイミングを問わず飲めるのも嬉しいポイントです。

おやつにはアーモンド

アーモンドナッツの一種であるアーモンドは、非常に栄養価の高い食べ物です。

ビタミンEの働き
アーモンドは、特に「ビタミンE」が多いことが特徴です。

ビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素を無毒化する働きがあります。

そのほか血管を拡張して血流を改善する働きもあります。

血流が改善されると、肌のターンオーバーに必要な栄養素や酸素が肌に供給される量が多くなりますし、メラニン色素が排出され、シミやくすみを防ぐことができます。

血流が改善されると女性に多い、冷え・肩こり・むくみなども改善できるの大きなメリットです。

良質な油脂の働き
またアーモンドには良質な油脂が豊富に含まれています。

脂質は摂りすぎると肥満の原因となり、アーモンドが体にいいとはいえ、皮脂の分泌を促進させてしまう働きもあります。

しかし不足すると肌がカサカサになってしまいます。

食べすぎは厳禁ですが、ちょっと小腹が空いたときのおやつとして食べると美容と健康面の両方に効果的です。

マルチビタミン・ミネラルのサプリを飲む

サプリ女性は年齢を問わず忙しく、ついつい食事が疎かになってしまうこともありますよね。

できれば毎食、栄養バランスが整った食事を食べたいものです。

しかしそうもいかないのが現代社会・・・そんなときはサプリメントに頼るのも一つの手です。

特にマルチビタミン・ミネラルのサプリメントは、不足している栄養素を全体的に整えてくれる働きがあるサプリメントです。

きれいな肌のためには、今までご紹介してきたようなビタミンB2、B6、C、E、ポリフェノールなどの栄養素が必要です。

しかしその他の、基本となる必須栄養素が足りていないと、それらの栄養素を摂取しても効果が薄くなってしまいます。

基本となる必須栄養素はそれぞれが関係しあって働くため、食事から十分に摂取できていないと感じるならば、マルチビタミン・ミネラルサプリがおすすめです。

ファストフード・ジャンクフードは避ける

ハンバーガーハンバーガーやフライドチキン、ラーメンなどは手軽に食べることができます。

しかし手軽な反面、栄養バランスは糖質、脂質、塩分に偏りがちで、肥満やニキビ、肌荒れ、むくみの原因となることがあります。

全く食べていけないわけではありませんが、できれば週に1-2回までに抑えて、付属のフライドポテトなどは野菜サラダに変えるなどの工夫をしましょう。

コンビニのお弁当や外食にも注意が必要です。

一見、野菜がしっかりと含まれているとように見えても、実際の摂取量は少なく、ごはんや肉類がほとんどということが多いです。

コンビニのお弁当を選ぶときは、しっかりと栄養バランスと摂取カロリーを考えて、「おにぎり+サラダ」や「スープ+おかず」のように、十分なビタミン・ミネラルを摂取するようにしましょう。

カフェインが含まれている飲み物は控えめに

コーヒコーヒーや紅茶、緑茶などの飲料にはポリフェノールが含まれているため、美容と健康の味方です。

ただし飲みすぎは避けるようにしましょう。

これらに含まれるカフェインは交感神経を刺激して、血管を縮小させ、血流を悪化させる働きがあります。

これらの飲み物を1回飲むだけならカフェインの作用は一時的なものですが、飲みすぎてしまったり、常に飲んでいたりする場合は、常にカフェインが作用している状態となってしまいます。

すると血流の悪化によって肌への栄養素や酸素の供給が少なくなり、肌のターンオーバーが乱れてしまうこともあるので注意しましょう。

適切な摂取量としては、あくまで目安ですが、カップ1杯を午前中に2-3杯、午後に0-1杯ほどくらいにしておくと安心です。

美肌になる方法 スキンケア編

洗顔きれいな肌のためには食事も重要ですが、もちろんスキンケアも重要です。

特にスキンケアは早いうちから気を付けるほど、その効果が高まります。

次のポイントを日ごろからしっかりと意識するようにしましょう。

正しい洗顔・メイク落としの方法

メイク落としと洗顔は、メイクを落として、一日の汚れを洗い流し、肌を労わる大事なプロセスです。

正しいやり方を意識して、肌に優しいメイク落としと洗顔を行いましょう。

正しいクレンジングの流れ

クレンジングSTEP.1 メイク落としは時間をかけずに素早く落とす
メイク落としの成分は肌に優しいものではありません。

なるべく手早く、メイク落としが終わるようにしましょう。目安としては1分ほどです。

敏感肌で、現在使っているメイク落としに痛みやかゆみを感じているようならば、低刺激のミルクタイプのものが低刺激でお勧めです。

また目元や口元はメイクが落としづらい部位です。

顔全体のメイク落としをする前に、目元口元のメイクを先に落とすと、メイク落としの時間短縮・肌の負担の軽減になります。

STEP.2 クレンジング剤はたっぷりと使う
肌への負担を減らそうと、ついつい少なめにとってしまいがちなクレンジング剤ですが、量が少ないと汚れが落ちきれなかったり、肌をゴシゴシとしたりする必要がでてきて、かえって肌にダメージを与えてしまいます。

クレンジング剤は製品の指示に従い、たっぷりと使いましょう。

「気持ち多め」を意識するとちょうどよいです。

STEP.3 つけるのは皮脂の多い部位から
クレンジング剤をつけるのはTゾーン(おでこ・鼻筋・あご)の皮脂が多い部位からにしましょう。

その後、徐々に顔全体に広げていきます。

STEP.4 ゴシゴシとこすらない
化粧や汚れを落とそうとしてゴシゴシと擦ってしまうと肌のダメージとなります。

肌はダメージを受けると、身を守ろうとして、メラニン色素を生成しますので、強い刺激は、シミやくすみの原因となることもあります。

優しく触れるように汚れを落としていくのが基本です。

STEP.5 洗い流す際はぬるま湯で
クレンジング剤を洗い流す際は、熱いお湯ではなく、ぬるま湯で行いましょう。

熱いお湯は肌の刺激となるほか、必要以上に皮脂を除去して肌を乾燥させてしまいます。

36-38度程度のぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。

正しい洗顔の流れ

洗顔メイク落としは化粧品の油分と一緒に、皮脂も落とすことができます。

一見、メイク落としだけで十分なように見えますが、実は、メイク落としだけでは取り切れない、ホコリや汗などの汚れを落とすために、洗顔も行うことが必要です。

洗顔をする際のポイントは以下の通りです。

STEP.1 石鹸や洗顔フォームはネットでしっかり泡立てる
洗顔を行う際もなるべく優しく、というのが基本となります。

しっかりと泡立つ、肌に優しい石鹸や洗顔フォームを選ぶようにするとよいでしょう。

ゴシゴシと洗うのはNGです

しっかりともこもこに泡立った状態で優しく包み込むように洗っていきます。

STEP.2 TゾーンとUゾーンを念入りに洗う
Tゾーン(おでこ・鼻筋・あご)とUゾーン(おでこから耳元にかけたライン)は皮脂腺や汗腺が多く、汚れが溜まりやすいところです。

しっかりと念入りに洗うようにしましょう。

STEP.3 そそぎ残しがないようにする
洗顔料が肌に残ると、毛穴の詰まりやニキビの原因となってしまうことがあります。

洗顔後は、メイク落としと同じく、36-38度程度のぬるま湯でそそぎ残しがないように、洗顔剤を洗い流しましょう。

その後は清潔なタオルを使い、こするのではなく押し付けるようにしてそっと水分をふき取りましょう。

STEP.4 化粧水と乳液や美容クリームでしっかりと保湿を
メイク落とし、洗顔後は皮脂が失われ、水分が蒸発しやすくなります。

終わったら間を開けずに、化粧水で水分を補給して、乳液や美容クリームでしっかりと水分を閉じ込めるようにしましょう。

化粧品でのケア

化粧品メイク落としと洗顔をしたあとは、化粧水や美容液、美容クリームなどによるケアが必要です。

どのようなケアアイテムを選べばよいのでしょうか?アドバイスしていきます。

化粧水
化粧水はスキンケアの基本となるものです。

肌に水分を加えてうるおいを保つとともに、美容液や乳液、クリームの効果を高めてくれる働きがあります。

洗顔後は水分が肌から蒸発しやすいため、まずは化粧水によるケアが重要です。

化粧水は手のひらに適量をとって、優しく顔全体に馴染ませます。適量は製品や個人差によって異なりますが、いずれにしてもたっぷりと使うようにしましょう。

パンパンと力を込めて叩き込んでしまうと、肌に対する刺激となってしまうため、優しく押し当てるように化粧水を広げていきます。

化粧水によるケアはどの年代でも重要です。

美容液
美容液美容液は、化粧水に比べて保湿成分や美白成分が凝縮されたアイテムですので、その分、美肌効果も高いです。

化粧水が主に肌の表面の保湿をするのに対して、美容液は肌の奥へと浸透していくという特徴があります。

美容液も化粧水と同じく、アイテムの指示に従い適量を手に取り、顔全体に優しく押し当てていきます。

乾燥が気になる部位があるならば重ね塗りをしてもよいでしょう。

乳液orクリーム
乳液とクリームは油分が多く、「化粧水や美容液で補われた水分を逃がさないこと」「肌を保護すること」を目的としているアイテムです。

乳液は比較的サラリとしたテクスチャーで、水分の割合が多くなっています。

一方、クリームはドロッとしたテクスチャーで油分の割合が多くなっています。

どちらのテクスチャーが好みかで選んでもいいですし、乾燥肌の人は保湿力の強いクリームを選ぶとよいでしょう。

これも、アイテムの指示に従い適量を手に取り、顔全体に馴染ませていきます。

乾燥が強い部分はより重点的になじませるようにするとよいでしょう。

一般的に目元、頬、口回りは乾燥しやすいので、念入りにつけるとよいでしょう。

ポイント
クリーム20代頃までは皮脂の分泌量が多いので、美容液までまたは化粧水までだけでも事足ります。

しかし乾燥肌の人や30代以降で皮脂の分泌量が少なくなってきている人は、美容液以降のケアもしっかりと行うべきです。

特に肌が乾燥しやすい場合は、乳液とクリームを併用して問題ありません。

両方使用する場合、順番としては乳液をつけてからクリームを塗ります。

肌が刺激に弱い敏感肌の人は、なるべく天然の保湿成分や美白成分が含まれた、低刺激なスキンケアアイテムを使用しましょう。

保湿力が強く、肌に馴染みやすい「ヒト型セラミド」がお勧めの成分です。

美肌になる方法 トラブル別のケア編

トラブル乾燥肌、敏感肌、黒ずみ・・・お肌の悩みは様々です。

それぞれ、肌トラブルを改善させる方法は異なります。

自分の悩みに合わせたケアの方法を把握しましょう。

敏感・乾燥肌のための美肌対策

乾燥敏感肌とは肌が刺激に弱く、ちょっとのことで赤くなってしまったりかゆみが現れたりする肌タイプを指します。

特に、普通の肌質の人が使っても問題ない化粧品で、かぶれなどの肌トラブルが起きてしまうことが多いです。

敏感肌の人は生活習慣の改善と低刺激なスキンケアアイテムを選ぶことが重要です。

詳細はこちらで解説しています。

乾燥肌とは肌が乾燥しやすく、すぐにカサカサになってしまう状態のことを指します。

肌が乾燥するとバリア機能が低下して、ニキビなどの皮膚炎の原因となってしまいます。

乾燥肌には加齢による皮脂の分泌量の低下、もともと肌にある天然保湿因子(NMF)が少ないこと、細胞間脂質が少ないことなどが原因となります。

保湿をしっかりとすることも重要です。

しかし知らず知らずのうちに乾燥肌になりやすい生活をしている可能性も高いため、生活習慣の改善もとても重要です。

ニキビ、大人ニキビ、吹き出物のある人の美肌対策

大人ニキ10代くらいまでのニキビは「思春期ニキビ」と言い、体が成長するにあたって分泌が増える皮脂が原因となります。

思春期に皮脂の分泌量が増えるのは自然なことなので、しっかりと洗顔と保湿を行っていれば自然に治ることも多いです。

しかし、20代後半くらいから発生するニキビは大人ニキビと言い、もちろん体質も要因の一つですが、生活習慣が大きな要因になっています。

大人ニキビができやすい人はスキンケアが不十分だったり、生活習慣が乱れていたりする可能性が高いです。

ストレスや過労、栄養バランスの乱れなどが要因となって大人ニキビができやすくなっている可能性があります。

洗顔・保湿といった基本的なケアに加えて、生活習慣も改善するようにしましょう。

シミ、美白にフォーカスしたい人の美肌対策

美白

シミやくすみを防いで白く美しい肌を保ちたい場合、
  • できるだけメラニン色素の生成を防ぐ
  • メラニン色素の排出を促す
  • 美白有効成分が含まれたスキンケアアイテムを使う

といったことが重要です。

UVケアと肌のターンオーバーの活性化が主なポイントとなるでしょう。

しわ、たるみ、ハリが気になる人の美肌対策

しわ肌のしわやたるみは加齢により、皮膚繊維芽細胞で合成されるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分が少なくなることが原因です。

これらの成分は、肌を支える土台の役割をしています。

土台が少なくなってしまうと、肌を支えることができず、しわやたるみやほうれい線の原因となります。

加齢が一番の原因ですが、そのほか紫外線や誤ったスキンケア、生活習慣の乱れも原因となります。

しわ、たるみ、ハリの対策としては、日々のスキンケアに気を付けて、生活習慣の改善をすることが重要です。

加齢による皮膚線維芽細胞の働きの衰えは、ある程度仕方のないものではあります。

しかし、皮膚繊維芽細胞を活性化させる成分もあるため、そういった成分が含まれたスキンケアアイテムを使用して、対策することも重要です。

皮膚線維芽細胞を活性化させる成分には
  • FGF(繊維芽細胞増殖因子)
  • レチノール(ビタミンA)
  • ビタミンC誘導体
  • CVアルギネート

などがあります。

毛穴の開きや黒ずみが気になる人の美肌対策

毛穴皮脂が毛穴の中に詰まって酸化してしまうと、黒ずみになってしまいます。

特に乾燥肌の人は毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビとなって肌に痕が残りやすくなってしまいます。

毛穴の開きや黒ずみが気になる人は、生活習慣を改善し、乾燥肌を治すのが最優先です。

古い角質を除去すれば改善するので、ピーリングもおすすめです。

美肌になる方法 年代別のケア編

年代別加齢とともに肌の質は変わっていきます。

年齢別に必要なケアは異なりますので、ご自身に合ったケアをするようにしましょう。

10代の美肌対策

10代10代はその大半が思春期で、性成熟するに伴って体内のホルモンバランスが目まぐるしく変化していきます。

性ホルモンの分泌が増えるにあたり、皮脂の分泌量も増え、顔がテカりやすくなることが特徴です。

一方で皮脂の分泌量が多い分、肌は乾燥しづらいです。

この時期は皮脂の分泌によるニキビを起こさないように、朝と夜の洗顔をしっかりと行うようにしましょう。

また10代のころからUVケアを行うと、将来的なシミとくすみのリスクが低くなります。

20代の美肌対策

20代20代前半は十代とほぼ変化がない方も多いですが、後半からは徐々に肌の衰えが感じられる年代です。

20代で正しいスキンケアを行うことで、今後の肌を美しく保てるか決まると言っても過言ではないでしょう。

朝、夜の洗顔ではしっかりと汚れや皮脂を洗い流し、化粧水で保湿し、乳液やクリームで保湿することが重要です。

徐々に紫外線によるダメージも受けやすくなるため、UVケアもしっかりと意識するようにしてきましょう。

25歳以降はしっかりと生活習慣も気を付けるようにしましょう。

徐々に体の代謝も低下していくため、栄養バランス・睡眠・疲労やストレスの解消などに気を付けることも重要です。

30代の美肌対策

30代30代は肌のハリがなくなったり、くすみやシミ、全体の肌色のトーンダウンなど、肌の衰えを感じやすい年代です。

30代になると皮脂の分泌量が低下します。

皮脂はニキビやテカりの原因となりますが、水分を肌から逃がさないようにする保湿作用があります。

そのため、皮脂が減ってきたら、20代の頃より保湿を念入りに行う必要が出てきます。保湿力の高い化粧水や美容液を選んだり、乳液やクリームを併用したりすることが重要です。

また、35歳以降は今までの人生で浴びてきた紫外線によるダメージが見た目に現れやすくなります。

紫外線によるシミやくすみが現れるようになってくるため、より美白を意識したスキンケアが必要になるでしょう。

アルブチン、ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなどの美白作用のある成分が含まれているスキンケアアイテムを選ぶのがおすすめです。

40代の美肌対策

40代40代は30代よりもさらに皮脂の分泌量が低下するため、乾燥や乾燥による肌トラブルが多くなります。

特に皮脂腺が少ない目元口元などはカサカサしやすく、シワが目立つようになるでしょう。

セルフケアではなかなか改善しないことも多くなるかもしれません。

30代までのスキンケアに加え、目元口元などのピンポイントのケア、より念入りなUVケアが必要になります。

セルフケアでどうしても改善しない場合、美容クリニックでの施術を受けることを考えてもよいでしょう。

40歳に差し掛かる頃には肌を支える土台部分である皮膚繊維芽細胞の働きも弱くなり、シワやたるみも目立つようになります。

シワやたるみを予防する意味でも、皮膚繊維芽細胞を活性化させる成分が含まれたスキンケアアイテムを選ぶようにしましょう。

50代の美肌対策

50代50歳前後の女性は閉経の時期です。女性ホルモンの分泌量が低下するため、心身に様々な影響が現れます。

閉経時前後で減少してしまう女性ホルモン「エストロゲン」には、肌を保湿したり、皮膚線維芽細胞でコラーゲンやヒアルロン酸の合成を促進させたりする働きがあります。

この、美肌に対して大きな影響を持っていたホルモンが少なくなるにつれて、肌質の悪化を招くこともあります。

特に女性ホルモンの中でもエストロゲンが少なくなると皮脂の分泌量が低下して、一気に肌がカサカサになります。より保湿力の高いスキンケアアイテムを選ぶようにしましょう。

また、女性ホルモンの減少を補うため、大豆や大豆加工食品を意識的に摂取することも有効です。

大豆に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをする作用があります。

女性ホルモンの分泌量が低下することによる肌への悪影響を軽減してくれるため、50代の女性に嬉しい成分です。

イソフラボンが体内の腸内細菌によって変化する「エクオール」という物質は、女性ホルモン様作用が強い物質です。

ただし、大豆を習慣的に食べる日本人でも2人に1人しかイソフラボンをエクオールに体内で変換できないと言われています。

大豆加工食品だけではなく、エクオールサプリを摂取するのもよいでしょう。

美肌になるためQ&A

男性のための美肌のポイントを教えてください。

男性は女性に比べて、皮脂の分泌量が多いことが特徴です。

皮脂が多い分、乾燥しづらいようにも見えますが、もともとの肌の水分量も少ないため、乾燥しやすいことも特徴です。

朝晩の洗顔時にしっかりと皮脂を落とすだけではなく、化粧水や男性用美容液などで保湿をしっかりするとよいでしょう。

また無視できないのがシェービング(ひげそり)によるダメージです。

毛抜きやカミソリは肌に直接ダメージを与えて、細かい傷をつけてしまいます。

炎症やメラニン色素の沈着の原因になるため、シェービングジェルなどを使い、肌へのダメージを少なくするようにしましょう。

電気シェーバーは肌に直接当たるわけではなく、刺激が少なくお勧めです。

美肌ブログをよく読むのですが、人気美肌ブロガーさんの記事はどれも皆さん既にとてもきれいで、実際自分がそこまで変われるかイメージが湧きません。スキンケアの基本を守っていれば自分でも美肌になれるでしょうか?どのくらいの期間で変われるのですか?

20代のうちはともかく、30歳を過ぎたころから若いうちにどれだけスキンケアを意識してきたかの差がはっきりと表れるようになります。

美肌ブロガーの皆さんが非常にきれいなのは、若いうちからスキンケアを意識して、状態の良い肌を保っているためだと考えられます。

肌への刺激、誤ったスキンケア、紫外線によるダメージなどは蓄積していきます。そのため急に美肌ブロガーさんのようになるのは難しいかもしれません。

しかし正しいスキンケアを行うことは、今後の肌へのダメージを軽減して、よい状態を保ちます。

急激に変わることは難しいかもしれませんが、一年、二年と経つうちに、なにもしないよりも状態はずっとよくなります。

数週間や数か月では効果はあまり実感できませんが、数年経つと思った以上に変わりますよ。

美容クリニックで日常的にスキンケアを行うとしたら、月どの程度の予算が必要になるでしょうか?

ボディは除き、フェイシャルケアについてお話します。

日常的なスキンケアにおすすめなのは、ケミカルピーリングとイオン導入です。

ケミカルピーリングは肌に酸性の薬剤を塗布し、古い角質や汚れを除去して、肌のターンオーバーを活性化させる施術です。

イオン導入は肌に微弱の電流を流して、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの有効成分を肌の奥深くまで浸透させる施術です。

どちらも肌全体の調子を高めるのに効果的で、使用する成分によってはシミやそばかす、ニキビ跡、毛穴の開きなどにも効果があります。

美容クリニックの施術は自由診療のため、価格帯には開きがあります。

使用する成分によっても異なりますが、1回1万円前後から1万5千円程度のクリニックが多いのではないでしょうか。

月に1-2回、継続して行うことで肌の調子は高まっていきますので、おおよそ1-3万円/月程度が目安となります。

ダイエットのため食事制限をしています。肌の調子が悪くなってきたように思えるのですが、なぜでしょうか?どうしたら治りますか?

ダイエットで食事制限をする時によくしてしまいがちなのが、脂質の摂取量を極端に減らしてしまうことです。

脂質は確かに太りやすいですが、不足すると皮脂の分泌量が少なくなります。

皮脂は肌を乾燥させないようにする保湿作用もあるため、脂質不足が続くと肌がカサカサになっていきます。

肌の乾燥が続くとニキビや肌荒れの原因となるため、結果的に肌の調子が悪くなっていってしまいます。

ダイエットをしていても、極端な脂質制限は避けるようにしましょう。

ダイエットでは、食事制限をせず、運動でカロリーを消費するのが一番良いです。

食事制限をする場合は3食のうち1食を自家製の野菜ジュースなどに置き換えるとよいでしょう。

トマトや人参、小松菜などの緑黄色野菜とヨーグルト、オリーブオイルなどを材料に作るのがお勧めです。

体に必要なビタミン・ミネラルと、腸内環境を整える乳酸菌、食物繊維、そして良質な油脂を摂取できます。

美肌のまとめ

美肌加齢とともに肌の機能は低下していきます。

これは避けられるものではありません。

しかし、できるだけ早いうちからスキンケアを行うことで、肌の機能の低下を最低限に抑えて、美しい肌を保つことができます。

肌質、年齢によっても適したケアは異なるので、自分にもっと適したスキンケアをなるべく早めに習慣づけましょう。



【執筆者】山浦 真理子医師

山浦真理子医師帝京大学医学部卒業。内科認定医、Ph.D.(医学博士)。 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会会員。

大学時代、呼吸器に関する研究でPh.D.(医学博士)を取得。現在は内科医として勤務し、海外での診療経験、最新医療の前線で活躍してきた経験を活かし、正確で信頼性ある医療情報の発信を心がけている。

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