口臭の原因と予防・対策~セルフチェックとおすすめサプリ・歯磨き・グッズ

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口臭を消す方法口臭が気になると、おしゃべりをする時、商談をする時、歌を歌う時、食事をする時、あらゆる場面で周囲を不快にさせていないかと気になってしまいますよね。なぜ口臭は発生して、臭いが強くなるのでしょうか?口臭の原因と、改善の方法をすべて網羅し、解説していきます。

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まずはセルフチェック!あなたの息は大丈夫?口臭をはかる方法

口臭は自分では気づきづらい臭いの一つです。口と鼻は非常に近い位置に存在しているため、自分の口臭に慣れてしまうためです。「口臭があるかも?」と思ったら、以下のチェックポイントで判定してみましょう。

①ビニール袋などに息を吹き込む

ビニール袋など、気体を密閉できるものに息を吹きこみましょう。吹き込んだ息が外に漏れないようにした状態で、息を整えます。その後、密閉した息の臭いを嗅いでみましょう。この時に悪臭を感じたら、口臭が発生している可能性が高いです。口臭は寝起き、食前、食後など、状態によって変化します。一度チェックするだけではなく、さまざまなタイミングで何度か確認してみるとより確実です。

②マスクを使用する

口から鼻まで覆うことのできる大き目のマスクを使用して口臭をチェックする方法もあります。息を口からゆっくりと吐きだし、その後すぐに鼻で息を吸い込みましょう。この時に悪臭を感じたら、口臭が発生している場合があります。ビニール袋の時と同じく、寝起き、食前、食後などさまざまなタイミングで確認をしてみるとよいでしょう。

③歯ブラシ、楊枝、デンタルフロスなどの臭いをかぐ

歯ブラシや楊枝、デンタルフロスで除去する歯垢は、口臭の原因となる不快な臭いの原因となっている可能性があります。歯ブラシや楊枝、デンタルフロスで歯垢をとって臭いを嗅いでみて、悪臭を感じるようならば口臭が発生している可能性があります。

④舌を鏡で見てみる

口腔内を不潔にしていると、舌に舌苔(ぜつたい)と呼ばれる白い苔状のものが発生している場合があります。舌苔は細菌や食べかすなどが舌に付着して発生するものなので、口臭の原因となります。

⑤口臭チェッカーを利用する

口臭チェッカーは、口臭をチェックするための機械です。2,000円から3,000円ほどで購入することができ、比較的気軽に口臭をチェックすることができます。ただし信頼性は機種によって異なるので、口コミを確認し、信頼できるものを購入することがポイントです。

以上のように、口臭のセルフチェックには5つの方法があります。しかし自分でチェックを行うと、どうしても判定が甘く出てしまう傾向にあります。口臭があるかどうか、あるならばどの程度のレベルの臭いか、判断するためには、他人に評価してもらうのが最も信頼がおけます。恥ずかしいかとは思いますが、気心の知れた人に一度判定を頼むと、セルフチェック以上に正確な判定を下すことができます。

知人に頼むのがどうしても恥ずかしい場合は、歯科医院でも口臭の判定をしていますので、チェックを頼むといいでしょう。

口臭の原因となる7つの要素

口臭は、口の中にいる細菌が、食べかすなどのタンパク質を分解することで発生するガスが原因となって臭います。口臭の原因となる物質には、以下のようなものがあります。

口臭の原因となりやすい成分・食品

①硫化水素

卵が腐ったような臭いを発する硫化化合物の。歯垢や食べかすの磨き残しにより発生します。

②メチルメルカプタン

たまねぎが腐ったような臭いを発する硫化化合物。主に歯周病菌により発生します。

③ジメチルサルファイド

キャベツの腐ったような臭いを発する硫化化合物。胃や肝臓などの異常が原因で発生すると考えられています。
この中でも特に、メチルメルカプタンは口臭に大きな影響を与えると考えられています。

食品以外の口臭の原因

他にも、口腔内の細菌による臭いの原因物質以外の要因で口臭が発生する場合もあります。例として以下のようなものが挙げられます。

④直前に食べたものも臭い

直前にニンニクや香辛料など、臭いの強いものを食べた場合、胃から臭い成分が上がってきて口臭となる場合があります。

⑤血液中の成分の臭い

ニンニクやニラといった食べ物に含まれる硫化化合物や、お酒に含まれるアルコールが肺から息に混じることで口臭となる場合があります。また腸内環境が乱れていると、悪玉菌によって産生された硫化水素やアンモニアなどの物質が血液に混じり、口臭として現れる場合もあります。

⑥臓器の機能の低下

臓器の機能が低下すると、特有の臭いがする場合があります。肝機能が低下した際は魚のような臭い、腎機能が低下した際はアンモニアの臭い、糖尿病により糖代謝機能が低下した際は甘い臭いが発生することがあります。

⑦心理的な思い込みによる口臭

「自分には口臭があるのではないか?」と悩み、実際に口臭があるかのように思い込んでしまう心理的口臭もあります。周囲の人は臭いを感じていないのに、本人は強迫観念に駆られ、強いストレスになってしまいます。

口臭が強くなる生活をしていませんか?危険因子をチェック!

以下のような状態・生活の人は口臭が強くなりやすいです。後半で口臭改善の方法を解説していきますので、できるものからどんどん対処を始めましょう。

  • 虫歯がある
  • 歯石がある
  • 舌苔が目立つ(舌に白いものがついている)
  • 歯磨きや硬いものを食べた際、歯ぐきから出血をする
  • 歯磨きをさぼりがちである
  • 喫煙習慣がある
  • 口の中がよく乾く、ベタベタしている
  • 胃腸の調子が悪い
  • 便が悪臭を放つ
  • 過度の飲酒をする
  • ストレスが強い

虫歯菌や歯周病菌などが口腔内に存在すると、口臭は強まる傾向にあります。また、オーラルケアを怠り、歯石や舌苔ができてしまうと、これも口臭の原因となります。半年に一度程度、特に問題を感じていなくても歯科医で定期健診を受け、自分が日ごろ行っているオーラルケアが適切か、助言をもらうといいでしょう。

唾液の減少・ドライマウスも口臭の原因に!

唾液にはさまざまな役割があります。一例で言うと次のようなものです。

  • 口腔内の細菌を抑制する抗菌作用
  • 口腔内の菌や食べかす、歯垢などを洗い流す洗浄作用
  • 口腔内のpHを一定に保ち虫歯を防ぐ作用
  • 虫歯により腐食された歯を修復する作用(再石灰化作用)

唾液が細菌を抑制し、食べかすや歯垢などを洗い流してくれるおかげで、通常ならば口臭は防がれています。しかし唾液が少ないと、その作用が十分働かず、口臭が強まってしまいます。唾液が少なくなるのは、以下のようなタイミングです。

  • 寝起き
  • 空腹時
  • ダイエットをしている時
  • 食事をあまり噛まずに食べる時

唾液をしっかりと分泌させるためには、しっかりと水分補給を行いよく噛むことが重要です。しかし、それだけでは唾液量の減少が改善できない「ドライマウス」という症状もあります。ドライマウスの場合、唾液の分泌量がそもそも少なくなり、次のようなトラブルが生じやすくなります。

  • 虫歯になりやすくなる
  • 歯周病になりやすくなる
  • 虫歯や歯周病が進行しやすくなる
  • 口内炎や口角炎が起こる
  • 口臭が強くなる

ドライマウスの原因

薬による副作用
睡眠薬や抗うつ剤、精神安定剤、抗ヒスタミン剤などを飲んでいると、「口が乾く」という副作用を持ちます。これらの薬を長期にわたり服用している人は、ドライマウスになりやすいです。

ストレス
人間はストレスを感じると、自律神経のうちの交感神経が優位になります。交感神経が優位になると体が緊張状態になり、唾液の分泌量が減少します。

加齢による筋力低下
加齢により筋力が低下し、食事の際にあまり噛まなくなったり噛む力が弱くなったりすると、唾液腺が刺激されず、十分に唾液の分泌がされません。

口呼吸の癖
鼻ではなく口呼吸をしている人は、口腔内が乾燥、しドライマウスになりやすい傾向にあります。

シェーグレン症候群
シェーグレン症候群は、主に中年女性に発症する涙腺と唾液腺に対する特異的自己免疫疾患です。自身の免疫機能が涙腺と唾液腺に対して攻撃を行ってしまい、ドライアイやドライマウスが発生します。

「ドライマウス」と「唾液の少ない状態」は区別が付きづらいですが、継続的に唾液が少ない状態が続くようならば、ドライマウスである可能性が高いと考えられます。ドライマウスは虫歯や歯周病を悪化させ、口臭を強めてしまうため、改善のための対処が必要です。現在他の病気の治療のために飲んでいる薬が原因の場合は、主治医と相談をして違う薬に変更する、ストレスが原因の場合はストレスを取り除く・発散するなどの改善方法があります。

口臭を消す方法~栄養成分やサプリメント、オーラルケアグッズによる口臭対策編~

口臭を予防するために効果的な栄養成分やサプリメント、ケアグッズを紹介します。

生薬「なたまめ」の歯磨き粉を使う

なたまめはマメ科の一年草です。日本ではなかなか耳にしない名前ですが、中国では古くから漢方薬として利用されてきた歴史があります。日本には、江戸時代に当時の中国から伝わり、現在では鹿児島県で盛んに生産されている植物です。

漢方としてのなたまめは「腎」と「脾」に働きかけ、消化吸収を高めエネルギーを体内に満たして免疫力を高めたり、生命維持を助けたりする作用があります。なたまめを生薬として用いると以下のような効能があると考えられています。

  • 腎機能の改善
  • むくみの改善
  • 血行促進
  • 蓄膿症の改善
  • 便秘の解消
  • アレルギー症状の改善

また、なたまめには「カナバニン」という物質が含まれています。カナバニンはアミノ酸の一種で、炎症を抑え、膿を排出する作用があります。この作用により、歯周病を改善し、歯周病菌によるメチルメルカプタンの生産を抑制し、口臭を軽減する効果が期待できます。

さらになたまめには「コンカナバリンA」という物質も含まれています。コンナカバリンAは抗菌・抗炎症作用を持ち、口腔内の歯周病菌を抑制する作用があります。カナバニンと同じく、歯周病菌によるメチルメルカプタンの生産を抑制し、口臭を軽減する効果が期待できるでしょう。


「薩摩刀豆なたまめ歯みがき」の使用による軽度歯肉炎および口臭改善効果


応用薬理vol84 2013/2/28
上記の論文では、なたまめ由来の歯みがき粉の使用により4週間で口臭の原因物質となる硫化水素が54%、メチルメルカプタンが80%減少したという結果が判明しています。


なたまめ歯磨きはどんな人におすすめ?
なたまめの歯みがき粉は、歯周病菌が繁殖している歯ぐきや歯の隙間に直接届かせることができるので、歯周病による口臭に悩んでいる人におすすめです。

健康成分ポリフェノールの中には、口臭を消すのに効果的なものも!

ポリフェノールは、植物の色素や苦み、えぐみの成分である物質です。例えばブルーベリーに含まれるアントシアニンや、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が該当します。ポリフェノールの中には、口臭の軽減に効果的な成分も存在します。

タンニン

タンニンは、渋柿に多く含まれるポリフェノールの一種です。渋柿由来のタンニンは、古くから防腐剤や抗菌剤、防臭剤として利用されてきました。現在でもその防臭効果が認められ、体臭を抑える石鹸やシャンプーとして利用されています。防臭効果は口臭に関しても有効で、臭いの原因物質を無臭化する作用が期待できます。

タンニンを利用した口臭対策の方法
タンニンをオーラルケアに用いる場合は、主にサプリメントの形で利用します。タンニンは強力な防臭、抗菌効果で口臭を軽減するのには役立ちますが、茶渋と同じように歯の汚れの要因になるため、タンニンを含むワインや緑茶、柿などを飲食した後は、歯みがきが必要です。

カテキン

カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種です。苦みや渋みのある物質で、非常に高い抗酸化作用を持ちます。抗酸化作用だけではなく、抗菌・殺菌作用にも優れているため、口腔内に存在する歯周病菌や虫歯菌を抑制する効果が期待できます。カテキンは菌による臭いの原因物質の生産を抑え、口臭を軽減します。

カテキンを利用した口臭対策の方法
食後にカテキンが含まれている緑茶を飲むことで、食べかすや歯垢を洗い流す、口腔内の菌の増殖を抑制する効果が期待できます。また外出から帰ったタイミングに緑茶でうがいをすることもおすすめです。そのほか、ガムや消臭タブレットも手軽です。

デオアタック

デオアタックは、コーヒー由来のポリフェノールとゴボウ由来の酵素により、高い消臭効果を持つ物質です。「高砂香料工業株式会社」という、1920年創業の香料メーカーが開発に成功した素材で、口臭の原因となる硫黄化合物に対する消臭効果が非常に高いことが特徴です。口臭エチケットだけではなく、エステや介護などさまざまな場面で使用され始め、近年注目度が高まっています。

デオアタックを利用した口臭対策の方法
デオアタックは最近開発された新しい素材です。まだまだ使用されている商品は少ないですが、ガム・サプリメント・タブレットなどさまざまな用途で使用され始めています。口臭の原因である硫化化合物に対する消臭効果が高いため、ガムやタブレットなど日常的に用いられる商品を利用するとよいでしょう。

口臭に効果のある精油をサプリメントで摂る

精油とは、植物の香りを抽出した物質です。植物の香りは揮発性のものが多く、水などには溶けにくい性質を持っていますが、アルコールには溶けます。「油」とついていますが、実際に油脂であることは少なく、アルコール分のほとんどは溶媒です。

精油には、バラ、ユーカリ、ラベンダー、ミント、オレンジなどさまざまな植物の香りを抽出したものがあり、主にアロマテラピーに利用されていますが、口臭にも効果のあるアロマオイルもあるのです。

精油を利用した口臭対策の方法
精油は、植物の良い香りを凝縮させることができるため、口臭や体臭予防のサプリメントとして利用することもあります。摂取した精油サプリメントは胃の中で消化され、それぞれの香り成分が放出されます。摂取することでバラやラベンダー、ミントなど好みの香りを身にまとうことができるのが特徴です。

精油は胃で消化されて効果を発揮するので、即効性が高いことが特徴です。鞄にサプリを入れて持ち歩き、面接や会議、パーティーなど、今からすぐに口臭対策を行いたい場面や、食後のエチケットとしてといった状況で使用すると効果的ですよ。

マウスウォッシュで口の中を殺菌し、口臭を消す

口臭対策としては、「リステリン」や「モンダミン」に代表されるマウスウォッシュを利用することも効果的です。マウスウォッシュは、エタノールなどの溶媒に口臭に対する有効成分を溶かし、オーラルケアを行います。主な効果と有効成分には、以下のものがあります。

  • 虫歯菌、歯周病菌の殺菌(セチルピリジニウム塩化水和物、1,8-シネオール、テモールなど)
  • 歯ぐきの出血の抑制(トラキネサム酸、サリチル酸メチルなど)
  • 歯肉炎の予防(サリチル酸メチル、ℓ-メントール、グリチルリチン酸ジカリウムなど)
  • 歯垢の除去(塩化亜鉛など)
  • 口臭の予防(ℓ-メントール、メンソールなど)

マウスウォッシュは、口に含んでうがいをし、臭いの原因物質となる菌を殺菌することで口臭を予防し、歯垢などを洗い流し、臭いが口腔内に留まるのを防ぎます。携帯用の商品も発売されているため、歯磨きができないときや急な口臭対策が必要となったときに効果的です。

しかし、マウスウォッシュはエタノールやアルコールを含むため、刺激が強く、味も強烈なのが難点です。刺激が苦手な人向けに低刺激タイプも存在しますが、それでも合わない人もいるそうです。口に合うかどうか、まずは小さいサイズを購入して、試してみると安心でしょう。

乳酸菌を利用した口臭対策サプリ「BioGaia(バイオガイア)」

「バイオガイア」は、スウェーデンの企業であるBioGaia社が開発した「L.ロイテリ菌」という乳酸菌を使用したオーラルケア製品です。

口腔内には300-400種ほどの菌が生息しています。腸内と同じく、菌の中には人体にとって有益な働きをする善玉菌、その時々で動きを変える日和見(ひよりみ)菌、人体にとって有害な働きをする悪玉菌が存在します。虫歯菌や歯周病菌といった口腔内に存在する有害な働きをする菌の影響は、口腔内だけではなく、生活習慣病にも関わりが深いということが明らかになっています。

バイオガイア(BioGaia)は、こうした口の中の「菌質改善」をすることを目的としたサプリメントです。BioGaiaを用いることで、もし口の中に虫歯菌や歯周病菌のような有害な菌が多く存在していても、それを改善することが可能です。

慢性歯周病患者に対して標準的な歯周病治療である「スケーリング・ルートプレーニング」に加え、L.ロイテリ菌を補助的に投与した場合、「歯周病進行のハイリスクあり」と診断された患者数が67%から27%に減少したという結果も出ています。

バイオガイアを利用した口臭対策の方法
オーラルケアとしてのBioGaiaは、それぞれの生活習慣に合わせてさまざまなタイプの商品が発売されています。

  • 舌で転がして徐々に溶かしながら利用するタブレットタイプ
  • 噛んで食べるチュアブルタイプ
  • 子供などにおすすめのシロップタイプ
  • ロイテリ菌が内部に含有されたストロータイプ

などです。生活習慣に合わせたBioGaiaを用いることで、口腔内の虫歯菌や歯周病菌が減少し、臭いの原因物質が抑制されることで口臭が軽減されます。

口臭を消す方法~生活習慣での口臭対策編~

先ほど【唾液が少ないと口臭が強くなる?】で解説したように、唾液の量は口臭に直結します。唾液が多くなるような生活習慣を送ることで口臭を軽減することができるでしょう。そのためには、次のような方法があります。

水分を十分に摂取する

唾液は1日に1~1.5リットルほど分泌されます。しかし水分が不足していると、唾液の分泌量が少なくなり、口腔内が乾いたりネバネバしたりします。水分を十分に摂取すれば唾液が十分に分泌され、臭いの原因となる菌や食べかす、臭い物質を洗浄することができるので、水分は意識してたくさん摂りましょう。

朝食を食べる

朝食を抜きがちな人は、朝食をしっかりと食べるようにしましょう。空腹な状態だと唾液の分泌量が少なくなり、口の中の汚れを洗浄しづらくなってしまいます。食事を行うことで口をよく動かし、唾液を分泌させ、口腔内を洗浄することができるため、朝食はきちんと食べるようにしましょう。

食事の際はよくものを噛む

食べ物をよく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促されます。食事の際はしっかりと噛むことで唾液が分泌され、口腔内を清潔に保つことができます。

口をきちんと閉じる

無意識に口が開いてしまう人は一定の割合で存在します。しかし口を開いたままにしておくと、口腔内の水分が失われ、唾液がどんどん乾燥してしまいます。唾液が乾燥すると口腔内の洗浄作用が弱まりますので、口を開いてしまう癖がある人は治すようにしましょう。

規則正しい生活を送る

昼夜逆転の生活を送る、夜更かしをするなどの不規則な生活が続くと、自律神経の乱れが生じます。自立神経が乱れると唾液の分泌量が少なくなる場合もあるため、なるべく規則正しい生活を送るようにしましょう。

ストレスを溜めない

ストレスが多い生活をしていると、不規則な生活をしている時と同様に自律神経の乱れが生じます。ストレスをなるべく溜めないようにし、自分なりの発散方法を見つけておきましょう。

ガムを噛む

ガムを噛むと、唾液腺が刺激されて唾液の分泌量が高まります。同時にガムが歯の隙間に挟まった食べかすや歯垢などを掻きだしてくれる作用もあるため、口臭や虫歯の予防に効果的です。

口臭は医療機関での治療できるのか?受診科は?

口臭が強い場合、エチケットやマナーだけの問題ではなく、歯周病の進行や重度の虫歯、内臓疾患の可能性も疑われます。

  • 口臭に関して他人から指摘を受けた
  • 口臭とともに歯ぐきの腫れが認められる
  • 口臭が気になって日常生活に支障が出る

といった自覚症状があれば、医療機関での治療も検討しましょう。口臭治療のために医療機関で診療を受ける場合の診療科は歯科、もしくは口臭外来になります。

歯科

口臭に関して診療を受けたい場合、第一の選択肢になるのが歯科です。口臭の原因の大半は虫歯や歯周病といった口腔内細菌による疾患です。歯科で虫歯や歯周病の有無を確認し、治療を行うことで口臭が軽減されるかどうか様子を見ます。

口臭外来

口臭外来は、口臭を専門とする歯科や、総合病院に設置されています。歯科による虫歯や歯周病の治療で口臭が改善されなかった場合に診断を受けてみましょう。口臭の原因が何かを、さまざまな検査を行うことで追求します。検査方法としては口腔内の目視による検査、レントゲンによる検査、唾液検査、口臭測定機による検査、尿検査などを行います。口臭外来で行われる治療は、原則自由診療(健康保険の適用外、自費)となります。

内科

腎機能や肝機能の低下により口臭が発生する場合、内科は診療科となります。腎機能が低下するとアンモニアを排出する能力が弱まってアンモニア臭が発生し、肝機能が低下するとトリメチルアミンという物質を分解する能力が低下して魚が腐ったような臭いが発生します。また糖尿病の場合は糖代謝機能が低下するため、口臭が甘い臭いを発生するようになります。糖尿病の場合、受診科は内科、もしくは内分泌科での治療が必要です。

これらのような、病気が原因である口臭を改善するためには、おおもととなっている、弱った臓器を治療することが必要です。

口臭にまつわるよくある疑問 Q&A

30歳男性です。歯医者で虫歯はないと診断されましたが、口臭を家族から指摘されます。歯に問題がない場合、口臭の原因は何でしょうか?

口臭はどちらかというと、虫歯菌よりも歯周病菌の方が大きな影響を及ぼします。歯周病菌は歯ではなく、歯肉に炎症などを発生させる菌のため、歯に問題がないのであれば、歯ぐきなどに問題がないかを目安とし、歯周病対策を意識してください。

朝目が覚めると口の中がねばねばしていて口臭がします。寝起きの口臭予防に特に効果的な方法はありませんか?

就寝中は水分補給をすることができず、口が開いた状態になることも多いため、寝起きの口腔内は乾燥しがちです。この状態だと口臭が強くなるため、次の予防策を講じましょう。まず、起きたら一杯の水を飲むことで、水分補給をするとともに、繁殖した細菌を洗い流すことができます。また、朝食もしっかりと食べてください。食事をすると唾液の分泌量も増え、口臭を弱めることができるでしょう。通勤や通学の際にガムを噛むのもおすすめです。

口臭と関係があるという「膿栓(のうせん)」とは何ですか?

喉の奥には扁桃(へんとう)と呼ばれる組織があります。リンパ組織の塊で、細菌やウイルスなどの外的な異物を、体内に侵入させない働きがあります。扁桃には陰窩(いんか)と呼ばれる小さい穴が多数開いており、扁桃の表面積を広げ、細菌やウイルスをより効率的に除去できるような構造をしています。陰窩(いんか)の奥に壊死した細胞や細菌の死骸、食べかすなどが蓄積してしまうと、「膿栓(のうせん)」と呼ばれる白い塊が生まれます。舌苔と同じく、口臭の原因の一つとなります。「臭い玉」と呼ばれることもあります。

膿栓があるからといって身体に大きな害があるわけではありませんが、口臭の原因となるため、除去した方がよいでしょう。膿栓の除去は、歯科ではなく耳鼻咽喉科を受診してください。歯みがきをしっかりと行う、こまめにうがいをするなどの対策で、膿栓の蓄積を予防することができます。

接客業の20代女性です。まとまった休憩がないので水分補給がしにくく、口が乾いて口臭がしてしまいます。口臭を予防するための水分の摂り方について(量・タイミングタイミングなど)アドバイスをください。

水分補給は本来ならば個人個人の判断で喉の渇きを感じたり口腔内の乾燥を感じたりしたら行いたいものです。しかしどうしても飲みたいタイミングで水分を摂れないならば、以下のタイミングにしっかりと摂取するようにしましょう。

  • 寝起き
  • 朝食中~後
  • 昼食中~後
  • 夕食中~後
  • 就寝前

体格や性別にもよりますが、水分は1日に1.5~2Lほどを外部から摂取することが必要になります。1回ごとに、300~400mlほど摂取するとよいでしょう。

腸内環境が悪いと口臭に影響があると聞きました。なぜでしょうか?

腸内には善玉菌、日和見(ひよりみ)菌、悪玉菌の3つの勢力の菌が存在しています。大腸菌やウェルシュ菌といった菌に代表される悪玉菌は、タンパク質やアミノ酸を栄養源として増殖する際に、アンモニアや硫化水素などの有害物質を生産します。

これらの有害物質が腸管から吸収され、肺から息に混じったり汗に混ざり分泌されたりすると、口臭や体臭を強くしてしまします。腸内環境の悪化は口臭、体臭に大きく関わるため、繊維質を摂取したり発酵食品を摂取したりして良好な腸内状態を保つようにしましょう。

口臭の原因と予防・対策のまとめ

口臭は、口腔内の食べかすなどのタンパク質を菌が分解することで発生します。硫化化合物が原因物質となっていることがほとんどで、特に歯周病菌が生産するメチルメルカプタンという物質が大きな影響を与えます。口臭予防の基本は口腔内の清潔です。唾液を十分に分泌できるようにして、きちんと歯磨きを行い、半年に一回ほどの歯科への定期検診を行うことで防ぐことができるでしょう。

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2本セット 1,620円(税別)
TVで話題のなたまめの歯磨き。特に年齢を重ねた方の歯磨きとして大ヒットしています。なたまめ歯磨きによる悪臭ガス減少効果も注目です。



【執筆者】大見 貴秀医師

大見貴秀医師帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医、サプリメントアドバイザー。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。

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