内臓脂肪を燃焼させて減らす方法~サプリメント・食事・運動のコツをアドバイス

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お腹健康診断で必ず測る腹囲。なぜ胸部でも臀部でもなく腹囲なのかご存知でしょうか?

それは皮下脂肪よりも生活習慣病に大きく関連する内臓脂肪を測定するためなのです。

なぜ内臓脂肪が生活習慣病に関わるのか、またその効率的な減らし方・落とし方を解説します。

内臓脂肪とは?

内臓脂肪とは何かを解説する前に、肥満の種類について解説します。

肥満は食事で摂取したエネルギーの余剰分が肝臓で中性脂肪に合成され、体の各組織に蓄えられて発生します。肥満には2種類の型が存在し、どの部分に脂肪が蓄えられるかで区別されます。

リンゴ型、洋ナシ型皮下脂肪型肥満
脂肪が主に皮下組織に蓄積される肥満です。お尻から下の下半身に脂肪が蓄積される傾向があり、体型が洋ナシのようになって下半身が膨れるため、「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。女性に多く見られる肥満です。

内臓脂肪型肥満
脂肪が腸間膜周辺に蓄積される肥満です。お腹より上に脂肪が蓄積される傾向があり、体型がリンゴのように腹部を中心に膨らむため、「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。男性に多く見られる肥満です。

内臓脂肪とは、腸間膜に蓄積される脂肪です。代謝が活発な内臓部分に蓄積されるため、蓄積されやすいですが消費もされやすいという特徴があります。

皮下脂肪と比べると血糖値や血圧、中性脂肪値を上昇させるため、糖尿病や高血圧、脂質異常症、動脈硬化といった生活習慣病のリスクを高めてしまいます(もちろん皮下脂肪が生活習慣病に関わりがないということはありません)。

メタボリックシンドロームの診断基準にはウェストサイズがありますが、これは腹部に蓄積する内臓脂肪が重要な指標になっているからです。女性に比べると男性のほうが内臓脂肪が多い傾向にあります。

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームとは日本語に直すと「代謝症候群」といい、内臓脂肪型肥満・脂質異常症・高血圧・高血糖を2つ以上合併している状態を指します。

肥満、脂質異常症、高血圧、高血糖はそれぞれ単独で生活習慣病や動脈硬化、動脈硬化による血管障害などのリスクになりますが、併発することで相乗的にリスクを高めてしまいます。

一般的に、肥満に加えてどれか一つを併発すると血管障害のリスクが10倍に、二つ重なると30倍になると言われています。それぞれの判断基準は以下になります。

メタボリックシンドロームの診断基準

腹部肥満

  • ウェストサイズ:男性85cm以上 女性90cm以上

中性脂肪値とHDL(善玉)コレステロール値中性脂肪値とHDL(善玉)コレステロール値

  • 中性脂肪値:150mg/dl以上
  • HDLコレステロール値:40mg/dl未満

(いずれか、もしくは両方)

血圧

  • 最高血圧:130mmHg以上
  • 最低血圧:85mmHg以上

(いずれか、もしくは両方)

血糖値

  • 空腹時血糖値 110mg/dl以上

どれも明確な自覚症状が薄いため、無自覚のまま治療をおろそかにしてしまいがちですが、脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞などの極めて致死性の高い疾患の原因となります。

食生活や生活習慣を改善し、治療の必要があります。日本では社会保険でも国民健康保険でも1年に1回無料で健康診断を受けることができます。

健康診断でメタボリックシンドロームに該当する場合、数値を改善できるように努力しましょう。

内臓脂肪がつきやすい人のセルフチェック

内臓脂肪は皮下脂肪と同じく、食べ過ぎによるカロリー過多や、運動不足によって蓄積されます。以下のような生活習慣を送っている人は内臓脂肪がつきやすいでしょう。

  • 男性である(男性は女性と比べて内臓に脂肪がつきやすい)
  • 脂っこい食べ物が好きである
  • 運動をあまりしない
  • 若いころは運動をしていたが、その頃と同じくらい食事量がある
  • 食の時間が遅い(就寝する2時間以内に食べてしまう)
  • 飲み会が頻繁にある
  • 間食が多い
  • 満腹になるまで食べてしまう
  • 飲み物に甘いものを飲んでしまう

内臓脂肪がつきにくい生活をするためには腹八分目を心掛け、意識をして運動量を増やすことがポイントです。

内臓脂肪を放置するとどんな危険が?

胸の痛み内臓脂肪が蓄積された内臓脂肪型肥満はmメタボリックシンドロームの項目である脂質異常症、高血圧、高血糖の原因になると考えられています。

内臓脂肪型肥満を放置することで脂質異常症、高血圧症、糖尿病のリスクを高め、ひいては脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞などの発症の原因となりえます。

内臓脂肪を放置すると最悪の場合、死亡します。

内臓脂肪を減らす食事、飲み物、サプリメント

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて蓄積されやすいですが、代謝が活発な内臓付近にあるため、消費もしやすいという特徴があります。

生活習慣を改善すれば比較的容易に減らすことができるため、食生活を中心として積極的な生活習慣の改善を心掛けましょう。

内臓脂肪を減らすためには1日の適正な摂取カロリーを超えないようにすることが重要です。1日の適正な摂取カロリーは、以下の表と計算式を用いることで算出することができます。

A:年齢別基礎代謝基準値

男性 女性
18-29歳 24 18-29歳 22.1
30-49歳 22.3 30-49歳 21.7
50-69歳 21.5 50-69歳 20.7

上記の表は体重1kgあたりが1日に消費する基礎代謝量です。
基礎代謝量=A×体重
の計算で、1日に何もせずじっとしていた場合の必要なカロリー量を導き出すことができます。

B:身体活動レベル
  • 低い:一日の大半を座った状態で活動する 1.5
  • 普通:座位が中心だが通勤や家事程度は動く 1.75
  • 高い:外回りや肉体労働、運動習慣がある 2.0

上記のレベルは、職種や生活習慣による身体活動レベルの層別化です。

Aで導き出した基礎代謝量に身体活動レベルの補正を掛け合わせることで、1日に必要なカロリーを計算することができます。
一日の必要カロリー=基礎代謝量×B

30歳体重70kgで通勤をし、事務仕事を行っている男性ならば
  • 基礎代謝量:22.3×70=1,561
  • 1日に必要なカロリー:1,561×1.75=2,731kcal
30歳体重50kgで外回りをしている女性ならば
  • 基礎代謝量:21.7×50=1,085
  • 一日に必要なカロリー:1,085×2.0=2,170kcal

となります。

この計算式で算出される数値はあくまで普通体型の人の摂取カロリーになります。

筋肉量が多くて体重が重い人は、この数字より多いカロリーが必要になりますし、肥満で体重が重い人はこの数字よりも少ないカロリーで問題ありません。

肥満体型を自覚している場合は、産出された数字から-200ほどしたものを1日の適正なカロリーとするとよいでしょう。

主な食品のカロリー

最近ではコンビニのお弁当のみならずレストランなどでもカロリーの表記があることが多くなっているので、意識を高めて摂取カロリーを調節しましょう。

ご飯1膳 235
ご飯小盛り 170
ご飯大盛 400
ご飯1合 535
目玉焼き1個 100
ベーコンエッグ 200
サバの塩焼き(1切れ) 175
コロッケ1個 185
トンカツ1枚 486
生姜焼き(5枚) 350
トマトソースパスタ 600
カルボナーラ 900
ラーメン 700
チャーハン 750
(単位:kcal)

飲み物のカロリー

飲み物のカロリーも気にするようにしましょう。特に砂糖やミルクの入った飲み物はカロリーが高くなりがちなので無糖、微糖、などを心掛けましょう。

オレンジジュース(紙パック) 85
炭酸飲料(ペットボトル) 200
トマトジュース(紙パック) 35
お茶 0
コーヒー(無糖) 0
コーヒー(微糖、缶) 30
カフェラテ(Mサイズ) 130
紅茶(加糖、ペットボトル) 80
(単位:kcal)

内臓脂肪を減らすために積極的に摂取したい成分

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん、漢方薬)

防風通聖散防風通聖散は18種類の生薬を組み合わせた漢方薬です。含まれている生薬は以下のものになります。

  1. ハマボウフウ(発汗、代謝促進)
  2. オウゴン(肝機能改善、利尿)
  3. ハッカ(発汗)
  4. ビャクジュツ(代謝促進、利尿)
  5. ダイオウ(便秘の解消、排泄促進)
  6. ケイガイ(代謝促進)
  7. キキョウ(体の内部を温める)
  8. トウキ(代謝促進、冷えの解消)
  9. センキュウ(代謝促進、血流改善)
  10. セッコウ(利尿作用)
  11. シャクヤク(代謝促進、冷えの解消)
  12. ショウキョウ(発汗、代謝促進)
  13. カッセキ(利尿作用)
  14. サンシン(肝機能向上)
  15. マオウ(代謝促進、冷えの解消)
  16. レンギョウ(抗菌、利尿作用)
  17. カンゾウ(痛みの緩和)
  18. ボウショウ(硫酸ナトリウムのこと、利尿作用)

防風通聖散は代謝を促進する作用がある生薬をメインに組み合わされた漢方薬です。年齢とともに基礎代謝量は減っていきます。
▶ 年齢別基礎代謝基準値はこちら

防風通聖散は年齢とともに減る基礎代謝を上昇させる作用があり、脂肪を燃焼させやすくします。特に内臓脂肪は蓄積しやすい分、消費もしやすいため代謝を向上させることで皮下脂肪よりも早く減らすことが可能です。

同時に排泄を促す作用と利尿を促す作用があるため、体内の毒素を外に排出するデトックス作用も強いです。毒素を排出することで、肥満だけではなく糖尿病や高血圧の治療にも使用されるため、メタボリックシンドロームの複合的な治療が可能になります。

黒酢

黒酢黒酢とは酢の中でも「原料として米または米に小麦もしくは大麦を加えたもののみを使用し、酢1ℓにつき180g以上の原料を使用し、かつ、発酵・熟成によって自然に褐色または黒褐色になったもの」と定義された酢です。

一般的に食される米酢は白米を使用していますが、黒酢は玄米を原料として使用しており、ぬか部分に含まれる豊富な栄養素が含まれていることが特徴です。

特にうまみのもとであるアミノ酸が豊富で、人に体に必要不可欠な必須アミノ酸9種類もすべて含まれています。アミノ酸には疲労回復に効果がありますが、内臓脂肪を燃焼させるのにも役に立ちます。
アミノ酸の中でも特に脂肪燃焼に関わるのがBCAAと総称されるバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸です。BCAAは人間の筋肉の約35%を構成するアミノ酸で、運動時のエネルギー源として利用されます。

人間が運動する際はまずBCAAやグリコーゲンが即効性のあるエネルギー源として利用されます。それから徐々に時間をかけて20分ほど経過すると脂肪がエネルギー源として使用されていきます。運動前にBCAAを摂取するとエネルギー効率がよくなり、長く続けられるため、脂肪燃焼に効果があります。

また黒酢にはクエン酸という有機酸が含まれています。クエン酸はエネルギー産生するためのクエン酸回路を活性化させる作用もあります。脂肪をエネルギーとして燃やすために必要なクエン酸も豊富に含まれているのが黒酢の特徴です。

ラクトフェリン

ラクトフェリンラクトフェリンは哺乳類の母乳、涙、汗、唾液などに含まれる、鉄と結合した糖タンパクです。高い殺菌力を持つため、生まれたばかりの乳児を細菌やウイルスから保護する役割があります。

ラクトフェリンは整腸作用や免疫力活性作用があることが判明していましたが、最近の研究で内臓脂肪の低減にも効果があることが判明しました。ラクトフェリンの作用機序としては以下の2つが考えられています。

1:脂肪を分解する作用
ラクトフェリンを摂取するとcAMP(環状アデノシン1リン酸)の濃度が高まります。cAMPは脂肪を分解する酵素である「リパーゼ」を活性化させる作用があります。

リパーゼは内臓脂肪に働きかけ中性脂肪を脂肪酸の形に分解します。分解された脂肪酸は血中に放出されてエネルギー源として利用できる形になります。この状態で活動をすることで脂肪酸がエネルギーとして消費されて、その結果内臓脂肪が減少します。

2:脂肪の蓄積を抑制する作用
ラットにラクトフェリンを投与すると、腸間膜に存在する脂肪組織への脂肪細胞の蓄積が抑制されたという実験データが存在します。そのため人間に対してもラクトフェリンの摂取により脂肪の蓄積が抑制できるであろうと推測されています。

この作用はラクトフェリンが腸内のトリプシンという酵素の影響を受けることで発現すると考えられています。そのためラクトフェリンを直接腸まで届かせることが重要です。

実際にラクトフェリンの研究の第一人者であるライオン株式会社の研究によると、男女26名に対してラクトフェリン錠剤を1日3錠8週間投与したところ、内臓脂肪とBMI値双方が改善されたという結果がでています。
参照:LIONウェルネスダイレクト ラクトフェリン臨床試験結果

高濃度茶カテキン

お茶
トクホブームの火付け役となった花王株式会社のヘルシアに含まれている成分です。

カテキンは緑茶に含まれる成分で、ポリフェノールの一種です。緑茶の苦みや渋みのもととなっている成分で強い抗酸化力のほか、脂肪燃焼を促進させる作用を持っています。

食事で摂取された脂肪は胃や腸で分解されて脂肪酸になります。脂肪酸は腸で吸収され、血液の中に放出されて全身の各部位に運搬され、エネルギー源として消費されます。しかし消費されなかった脂肪酸は肝臓でふたたび脂肪に合成され、体脂肪として内臓や皮下に蓄積されます。

人間のエネルギー消費は「基礎代謝」「身体活動代謝」「食事誘発性体熱産生」の3種類で構成されています。

基礎代謝
熱の生産や呼吸、心臓の鼓動など生命を維持するために使用されるエネルギー。人間の消費するエネルギーの6-7割ほどを占める。

身体活動代謝
歩く、走る、家事をする、仕事をするなど運動を行うことで消費されるエネルギー。ライフスタイルによってどの程度消費されるかは異なる。

食事誘発性体熱産生
食事で摂取した栄養素の消化・吸収で消費されるエネルギー。消費エネルギーの1割ほどを占める。

高濃度茶カテキンを摂取することで、これらのうちの身体活動代謝と食事誘発性体熱産生で消費されるエネルギーが上がることが分かっています。

身体活動代謝に関してはウォーキング、ランニング、水泳、トレーニングといったスポーツである必要はなく、日常の行動において消費されるエネルギーを上げるため、摂取するタイミングを選びません。

日常生活の中で比較的運動強度が高いであろう通勤、通学などの前に摂取すると効果的だと考えられています。
参照:花王「高濃度茶カテキンの脂肪の燃焼性に及ぼす影響」

黒烏龍茶

黒烏龍茶黒烏龍茶は高濃度茶カテキンを含むヘルシアと同じく、トクホを取得している株式会社サントリーの商品です。

もともと烏龍茶も緑茶も同じ種類の植物から作られるお茶ですが、緑茶が一切発酵させないのに対して、烏龍茶は半発酵させているのが特徴です。

緑茶に含まれている機能性成分であるカテキンが「半発酵」という過程を経ることで重合し、「烏龍茶重合ポリフェノール」が生まれます。烏龍茶の黒い色は、このポリフェノールによって作られます。

高濃度茶カテキンが脂肪の燃焼を促進させるのに対して、烏龍茶重合ポリフェノールは摂取した脂肪の吸収を抑える作用があるのが特徴です。摂取した脂肪はリパーゼという酵素の力で脂肪酸に分解され、血中に放出されてエネルギーとして消費されます。

しかしこの際、エネルギーが消費されないと脂肪酸は肝臓で脂肪に再合成され、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されます。

烏龍茶重合ポリフェノールを摂取することで脂肪がリパーゼにより分解されるのを防ぎます。脂肪は脂肪酸に分解されないと腸で吸収することはできないため、そのまま便として排出されます。

黒烏龍茶は食後に摂取することで脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪と皮下脂肪に蓄積されるのを防ぐ作用があります。

高濃度茶カテキンと烏龍茶重合ポリフェノールはどちらも同じチャノキから作られたポリフェノールですが、全く別の働きで内臓脂肪の蓄積を防ぐ作用があります。1つでも効果的ですし、2つ併用すればもっと効果は高まるでしょう。

運動による内臓脂肪の燃焼

運動内臓脂肪は代謝の活発な臓器付近に蓄えられるため、消費しやすいのが特徴です。内臓脂肪は皮下脂肪よりも優先して消費されるので、内臓脂肪を燃やすための特別な運動をする必要はありません。反対に、皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落ちにくい脂肪です。

体脂肪は1kgあたり7200kcalのエネルギーを保有しています。そのため、7200kcalを消費したり普段の生活から削減したりすることで、脂肪が1kg燃焼されます。

1日あたり240kcalを消費、もしくは削減すれば1か月で脂肪は1kg減少することになるので、まずはそれを目指すとよいでしょう。運動による消費カロリーを計算するにはMETsを利用します。

運動強度の指標 METs

METsとは「Metabolic equivalents(代謝相当量)」の略で、安静時の比べてどんな活動がどのくらいの代謝(カロリー消費)を行うかを示します。各活動のMETsは以下になります。

日常活動の内容 エクササイズ
1 静かに座って(あるいは寝転がって)テレビ、音楽鑑賞
1.3 本や新聞等を読む(座位)
1.5 座位での会話、電話、読書、食事・運転
軽いオフィスワーク
編み物、手芸・動物の世話(座位、軽度)
入浴(座位)
1.8 立位(会話、電話、読書)・皿洗い・アイロンがけ
2 ゆっくりした歩行(平地 非常に遅い=53m/分未満、散歩または家の中)
料理や食材の準備(立位、座位)・洗濯・子供を抱えながら立つ・洗車、ワックスがけ)
シャワーを浴びる、タオルで拭く(立位)
2.2 子供と遊ぶ(座位、軽度)
2.3 服、洗濯物の片付け・ガーデニング
動物の世話・ピアノ(座位)
ストレッチ
全身を使ったテレビゲーム(バランス運動、ヨガ)
2.5 植物への水やり・子供の世話 ヨガ
ビリヤード
2.8 ゆっくりした歩行(平地 非常に遅い=53m/分)
子供、動物と遊ぶ(立位、軽度)
座って行うラジオ体操
3 普通歩行(平地 67m/分、犬をつれて)
電動アシスト自転車に乗る
家財道具の片付け
子供の世話(立位)
台所の手伝い・大工
仕事・ギター演奏(立位)
ボウリング
バレーボール
社交ダンス(ワルツ、サンバ、タンゴ)
ピラティス
太極拳
3.3 カーペットやフロアの掃き掃除・掃除機・ベットメイク
身体の動きを伴うスポーツ観戦
3.5 歩行(平地 75~85m/分、ほどほどの速さ、散歩など)
楽に自転車に乗る(8.9km/時)
階段を下りる・軽い荷物運び
モップがけ
庭の草むしり
子供と遊ぶ(歩く/走る、中強度)
風呂掃除(ほどほどの労力)
犬のシャンプー(立位)
体操(家で、軽・中等度)
ゴルフ(手引きカート使用)
釣り
3.8 全身を使ったテレビゲーム(スポーツ、ダンス)
4 自転車に乗る(≒16km/時未満、通勤)
階段を上る(ゆっくり)
動物と遊ぶ(歩く/走る、中強度)
屋根の雪下ろし
介護作業
卓球
パワーヨガ
ラジオ体操第1
4.3 やや速歩(平地 やや早めに=93m/分) ゴルフ(クラブを担いで運ぶ)
4.5 テニス(ダブルス)
水中歩行(中等度)
ラジオ体操第2
4.8 水泳(ゆっくりとした背泳ぎ)
5 かなり速歩(平地 速く=107m/分) 野球
ソフトボール
サーフィン
バレエ(モダン、ジャズ)
5.3 水泳(ゆっくりとした平泳ぎ)
スキー・アクアビクス
5.5 バドミントン
5.8 子供と遊ぶ(歩く/走る 活発に)
家具の移動、運搬
6 スコップで雪かき ゆっくりとしたジョギング
ウェイトトレーニング(高強度、パワーリフティング、ボディビル)
バスケットボール
水泳(のんびり泳ぐ)
7 ジョギング
サッカー
スキー
スケート
7.3 エアロビクス
テニス(シングルス)
山を登る(約4.5~9.0kgの荷物を持って)
8 重い荷物の運搬 サイクリング(約20km/時)
8.3 荷物を上の階へ運ぶ ランニング(134m/分)
水泳(クロール、普通の速さ 46m/分未満)
8.8 階段を上る(速く)
9 ランニング(139m/分)
参照:独立行政法人 国立健康・栄養研究所:『身体活動のメッツ(METs)表』2012年4月11日更新


METsを用いた消費カロリーの計算式は次の通りです。
消費カロリー=METs×実施時間(h)×体重(kg)×1.05

体重70kgの普通体型の男性がジョギング(METs7)を45分行った場合は
7×0.75×70×1.05≒386kcal
を消費することになります。

主な運動による体重別の1時間当たりの消費カロリーを以下の表から見ることができます。

体重別運動別1時間当たりの消費カロリー

運動種目 体重 50kg 体重 60kg 体重 70kg 体重 80kg 体重 90kg
ゆっくりと歩く 105 126 147 168 189
ストレッチ 121 145 169 193 217
ヨガ 131 158 184 210 236
太極拳 158 189 221 252 284
卓球 210 252 294 336 378
水中ウォーキング 236 284 331 378 425
背泳ぎ 252 302 353 403 454
平泳ぎ 278 334 390 445 501
ジョギング 315 378 441 504 567
テニス 383 460 537 613 690
ランニング 436 523 610 697 784
(単位:kcal)

上記の表は1時間当たりの数値なので、30分の場合は1/2にしましょう。

表を目安として1か月に7200kcal消費できるような無理のない運動を習慣づけると、内臓脂肪は劇的に減少していきます。

内臓脂肪の減らし方にまつわるQ&A

内臓脂肪をウォーキングで落とすには、何分以上続ければいいでしょうか?

即効性のあるBCAAやグリコーゲンから脂肪がエネルギー源になるためには20分ほどかかると考えられています。そのため脂肪を落とすためには20分以上続けられる運動を行うとよいでしょう。

内臓脂肪が増えると肝機能に影響すると聞いたのですが、どのような心配があるのでしょうか?

内臓脂肪が増えると肝機能に影響が出るのではなく、内臓脂肪が過剰に蓄積するような食生活、生活習慣を続けると脂肪肝になるため肝機能が低下する、が正しいと思います。脂肪肝になると肝臓の機能が低下しますが自覚的な症状はほとんどありません。進行が進むと肝臓がんや肝硬変となるためγGTPなど肝臓に関わる数値は入念にチェックしましょう。

内臓脂肪は少なすぎてもよくないのでしょうか?

脂肪は臓器を正しい位置に保ったり、外部からの衝撃から保護したりする役割も果たすため少なすぎても問題があります。BMI値が低体重の人は注意が必要でしょう。

内臓脂肪の量を手軽にチェックする方法はありますか?

残念ながら内臓脂肪の量を手軽にチェックする方法はありません。内臓脂肪型肥満かどうかは
・やせ形体型なのにBMI指数が肥満の判定になっている
・腹部が出ているのにそこまでつまむことができない
のどちらかでチェックすることができます。

内臓脂肪レベルとは何ですか?

内臓脂肪レベルとはタニタやオムロンに代表される体組成測定機器販売メーカーによる内臓脂肪蓄積の度合いの目安です。正確な内臓脂肪の量を測定するのにはCTスキャンなどの方法が必要ですが、タニタやオムロンの体組成測定機器を利用することで簡易的に測定することができます。判定基準は
レベル9以下:問題なし
レベル10-14:やや過剰、運動と食生活の改善を心掛けましょう
レベル15以上:過剰、積極的な生活習慣と食生活の改善が必要

となります。

内臓脂肪を減らす方法まとめ

皮下脂肪も内臓脂肪も同じ脂肪と認識している人も多いのではないでしょうか?

しかし生活習慣病という観点で見てみると内臓脂肪の方がそのリスクを高めてしまいます。

同時に代謝が活発な内臓部に蓄積されている脂肪のため、改善しようと思えば案外簡単に出来てしまいます。

まずは日常生活の改善から徐々に始めて健康な体を手に入れましょう。

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【執筆者】大見 貴秀医師

大見貴秀医師帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員、生活習慣病アドバイザー。

「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。

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